早いものでもうすぐ2月ですね。
徐々に焦りが出てくる時期ですよね。
焦ると集中できなくなるのに焦ってしまう。
そもそもこの時期何をしたらいいの?って悩んでる人もいると思います。
今日は、学習状況別の今からやるべきことを書いてみ流ので参考にしてみてくださいね。
模試で偏差値50以上、点数180点以上の人
だいぶ幅広い書き方ですね。
偏差値50点以上の人って受験生の半分です。
この段階にいる人は安心してください。
受かります。
ただし!気持ちが安定していることが条件です。
気持ちが安定しているっていうのは、わからない問題が3問続いても、自分に大丈夫って言える状態にあること、です。
おそらく模試の時って3問程度わからない問題が続いたところで気にもしないんじゃないでしょうか?
すごく一生懸命勉強してきて、本番さながらの意識で取り組んでいる人は別ですが。
多くの人は本番レベルの緊張感は持てないと思います。
この得点域にいる人の唯一の落とし穴がメンタルです。
想像しておきましょう。
3問連続、5問連続でわからない問題が現れる時のことを。
でも、考えてみてください。200問中の3問、5問ですよ?
大したことありません。
必ず挽回できますから。
安心してください。
模試で偏差値44から50の人、点数150から180点くらいの人
この得点域の人はとにかく復習です。
おそらく、ある程度の知識がある人たちだと思います。
ただ、この得点域の人にはざっくり分けて二パターンいるはずです。
1️⃣過去問や過去模試を解きまくっている人
2️⃣問題数はそんなに多くないけど、わからない問題は徹底的に調べてきている人
あなたはどちらのパターンでしょう?
各パターンごとに学習方法を考えてみます。
過去問や過去模試を解きまくっている人
間違った問題にチェックしていますか?
チェックしている人や間違った問題を覚えている人は、間違った部分を説明できるか確認してください。
問題を解きまくっている人は、国家試験の傾向を捉えることに成功しているはずです。
必要なのは、少し突っ込んだ知識。
国家試験は過去問に類似した問題が60%は出ると思ってください。
実は、類似したというところが落とし穴なんです。
同じような問題と言っても、理解が浅いと類似したと意識できなくなるんです。
解説されるとなーんだ、そんなことか、と思ってしまうような問題はありませんか?
それは理解が浅いことを証明している現象です。
特に、言葉の書き換え。
意味は同じなのに書き方を変えられた途端に言われていることがわからなくなる、という人は非常にもったいない。
これを解決するために効果的なのは人に説明すること。
自分で自分に説明すると甘えが出るものです。
話す相手がいない人はChatGPTでもいいでしょう。
話す相手もいない、ChatGPTもよくわからない、という人は致し方ありません。ノートに書いてみましょう。
間違いを説明できるかどうか、説明できる人はこれから急激に成績が伸びるでしょう。
問題数はそんなに多くないけど、わからない問題は徹底的に調べてきている人
徹底的に、と言われても…と思いますよね。
徹底的にのレベルとしては、その問題の選択肢全てについて、追加情報をあげることができるレベル、と言えます。
このレベルにいる人は、これからとにかく問題を解きましょう。
過去問10年分できると理想ですね。
問題集で言うと、国試の達人がおすすめです。
国試の達人は問題の分野が体系的にまとめられており、問題を解くだけで知識の不足を把握することができます。
ちなみに、調べることは素晴らしいことです。
今までやってきた勉強法は確実にあなたの力になっています。
それを前提として言いますが、こなしている問題数が少ないとどうやっても成績は上がりません。
国家試験は独特な出題傾向を持っています。
この傾向を掴まずして知識ばかり詰め込んでも、ずれた知識を持つことになりかねないからです。
必ず、問題傾向を捉えるためにも問題を解きましょう。
徹底的に調べてきたあなたの成績向上速度は目を見張るものがあるはずです。
焦る必要はありません。
調べる癖がついているあなたはこれから確実に合格に突き進みます。
偏差値43以下、点数140点以下の人
とにかく、過去問3年分をやりましょう。
ただ解くだけではなく、問題内容、問題の答え、問題の解説を覚えてしまいましょう。
3年分ができたら5年分やりましょう。
もしも近くに協力してくれる人がいたら、どのように問題を解いて答えを導いたか説明しましょう。
説明できない問題は説明してもらいましょう。
そして、説明してもらった説明を必ず覚えてください。
近くに協力してくれる人がいない場合がほとんどだと思います。
その場合は、手持ちの参考書の解説を自分の言葉にして覚えましょう。
まずは3年分です。
3年分ができれば本番で勝負ができます。
最後に全てのひとへ
国家試験で最後に合格を分けるのは、メンタルです。
どうしようもないことを言うようですが、これは本当です。
メンタルを崩した人は本番で30点前後点数を落とします。
模試で200点以上取れると安心と言うのは、このあたりが根拠です。
ここで言うメンタルは、わからないことがあった時に大丈夫、と思える精神面の強さのことです。
本番は3問から5問、連続でわからない問題が出てくることが必ずあります。
この時に200問中の3問、5問なんてわからなくても大丈夫、と思えること。
200問中の3問、5問は1.5%、2.5%です。
そう考えると大したことないですよね?
1%も逃すな!とか、追い込んでくる声は無視しましょう。
話を戻しますが、これができるかできないか、つまり、3問5問は大丈夫と思えるか思えないかは大きな違いを生みます。
覚えておいてください。
どんなに成績が多い人でも5問連続でわからない、ということがおきます。
さらに言うと、知識がある人は怪しい選択肢、曖昧な言葉を使った選択肢に気づいてしまいます。
知識があるゆえに悩むことがある、ということを知っていてください。
悩むことが多いほど大丈夫です。
悩むことが少なければラッキーです。
問題が簡単な証拠ですから。
悩んだって、悩まなくたって、最後まで勉強を続けてきた人は合格の確率はぐんと高まります。
最後まで諦めないで頑張ってくださいね。