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仕事・転職

OT辞めても大丈夫かな?という不安にお答えします!

OT辞めようかな…
いやいやOTなんて辞めてやる!!!
OTを続けることに悩んでいる皆さんへ、OTを辞めても普通に家族と共に生きている経験談をお伝えします。
特に今日は、新しい仕事に対する能力的な観点からお伝えします。
結論的に言えば、OTになれたあなたは能力的に辞めても大丈夫新しい仕事ができる能力があります

OTを辞めて新しい職についても大丈夫という根拠はなんでしょうか。
どんな特殊能力なんだ?と思われるかもしれません。
先に言うと、新しい職に就く能力に特別なものは必要ありません。
安心してください。
この文章を読めば、大丈夫、と思えるはずです。

OTになれたあなたが確実に持っている能力

OTになれたということは、実習を通った、国家試験を通った、ということが言えます。
この時点であなたは日本語読解能力、日本語作成能力、対人交流スキル、といった能力を持ち合わせていると言えます。
そんなこと言われたもピンとこない…
という人も多いことでしょう。
一つずつ考えてみましょう。
この3つは新しく仕事をする上で大切な3本柱といえます。

日本語読解能力がある根拠

国家試験に受かった事実は変わりません。
国家試験に受かるということは、専門用語が含まれた日本語を読んで理解、ないし覚えて、答えを導く力があるということです。
これだけの能力があれば、一般的な社会で通用する日本語読解能力を持っていると言えます。
最近の調査では、日本語が読めない日本人が多くいる、という事実が明らかになっています。(気になる人はググってみてください)
日本語を読めない?何をいっているの?と思うかもしれないし、この文章を読んで不安になった人もいるかもしれません。
何をいっているの?と思った人は気にしないでください。不安になった人は大丈夫です。OTに慣れている時点で問題ありませんから。

日本語作成能力

実習を乗り越えたあなたにはこの能力が身についています。
従来型の実習でも、CCSでも変わりません。
レポートを作成する、感想文を書く、どちらも日本語を作る能力に変わりないです。
日本語作成能力とかくと大袈裟ですが、簡単にいうと、他人に読んで理解しもらえる文章が書ける能力、ということです。

対人交流スキル

実習を乗り越えたあなたには確実にこの能力があります。
実習落ちて再実習になりました…というあなたにも、この能力はあります。
どんな経過でも、実習を乗り越えたあなたは人に認められる魅力があると言えます。
ものすごく甘くしてあげてもらえたとしても、甘くしてあげようと思わせる何かを持っているのです。
自分の魅力は自分が一番分かりません。
実習を乗り越えたあなたには一定以上の魅力が備わっていると思ってください。
また、この能力は友達がいる人には確実に身についていると言えます。
友達もいない、と絶望しているあなた、安心してください。
対人交流のスキルは身につきます。
私も今では誰とでも話せるようになりましたが、高校生の時まで極度の人見知りで、クラスに馴染むのに半年も必要なほどでした。

私が新しい仕事をして感じた必要な能力

サラリーマンとして働いて感じた必要な能力は、ここまで書いてきた、日本語読解能力、日本語作成能力、対人スキル、この3つが柱です。
なぜ柱と言えるのか一つずつ説明していきます。

日本語読解能力が必要な理由

新しい仕事をする、新しいことを始めるときに必要なことは情報を集める力です。
情報をまとめる力でも、情報を扱うことでもありません。
あくまでも情報を集める力です。
つまり、情報を読み、自分なりに理解する力です。
情報を覚えておくことではありません。
持っている資料に何が書いてあるのか、調べたネット情報で何を知ったのか。
これができれば十分です。
わからないことなんて、調べればいいんですから。
一つ調べて解決したら、一つ成長した、ということです。
これだけでも新しい仕事の場での成長と言えるでしょう。
日本語さえ読めれば永遠に成長を続けられるんです。
調べてもわからない時はどうするの?と思いますよね。
それは、後で述べる対人スキルでなんとでもなります。

日本語作成能力が必要な理由

どんな仕事でも、自分がどんな仕事をしたのか、何をして欲しいのか、といった、自分が相手に求めることを相手に伝える能力が必要です。
これが日本語作成能力です。
これは、難しい論文のような文章を書く必要がないのはもちろん、小説家のような美しい文章を書く必要もありません。
人の心をうる必要もなく、必要な情報を端的に、ようは簡単に伝えることができればいいのです。
いってみれば小学生レベルの文章が書ければ十分です。
難しい専門用語は必ずしも使う必要はありません。
OTになったあなたならわかるかもしれませんが、専門用語は使っているうちに慣れてきますね。
新しい仕事でも同様です。
業界用語なんて、使ううちに、聞いているうちに慣れてくるものです。
心配ご無用。
とにかく、普通の文章が書ければ問題ないのです。
書いて伝える、これができればどんな仕事でも大丈夫です。
ライティング能力は全ての仕事の土台と言えます。
OTになれたあなたは、この基本スキルを持ち合わせています。
自信を持っていきましょう。

対人交流スキル

最初に言いますが、これは人と仲良くなるスキルではありません。
これは絶対に頭に入れてください。
人と仲良くなる必要はありません。
もちろん、人と仲良くなれば非常に生きやすいです。
新しい職場にも馴染むし、色々な面で優越感や自己肯定感も得られるでしょう。
しかし、これは仕事をする上では絶対に必要な無能力ではありません。
ここでいう必要な対人交流スキルとは、聞くこと、です。
調べてもわからないことを聞くこと、です。
そして次が最重要です。
相手の冷たい反応を気にしないこと、です。
ここであえて、冷たい反応、と書いた理由ですが、新しい慣れない環境では、周囲を敵のように感じてしまう人がいるためです。
聞くことが苦手な人の中には、馬鹿だと思われたくない、忙しいのに申し訳ない、など様々な思いを持っているようです。
その根底には、冷たい反応をされる恐怖感というものがあると思います。
この思いは社会的なスキルとして、共感性といった面でも必要な能力でですから、否定するものではありません。
ただ、このような恐怖感を抱きやすい思考の癖を持っている人は、持っていない人に比べると失敗体験を得やすくなります。
同じ体験をしても失敗体験になる人と、ただの経験になる人の大きな違いはこれでしょう。
ですから、相手の冷たい反応を気にしないことは大切な要素になります。
相手の反応をどう感じるかはあなた次第です。
どう解釈したっていいんです。
冷たいな、と感じた時だけ、気にしないようにしましょう。
そもそも相手の気持ちは究極的には分かりませんし、その時の印象が一生続くわけでもありませんから、安心してください。

新しい仕事に必要な能力って、普通な能力では?と思ったあなたが一歩踏み出せない理由は何か?

おっしゃる通りです。
新しい仕事に必要な能力は普通な能力です。
日本語読解能力、日本語作成能力、対人スキル、いってみれば生きていれば持ち合わせていますよね。
OTは特殊な世界です。
一般的な職業とは異なる、専門職です。
ですから、他の業界は異世界と言える世界です。
逆に、一般的な職業の人にとってはOTの世界は異世界ですね。
異世界に行こうとすれば、自分の能力が通用するのか不安になるのは当たり前です。
分かりやすい例は、外国に行く時の言葉の壁ですね。
言葉の壁は大きな壁です。
言葉は流石に短時間でなんとかなるものではない、と思いますよね。
ですが、今は同時通訳機能がある機械があるし、スマホがあれば意外となんとかなる、という話も聞きます。
解決能力さえ身につければ、異世界に行くことの障壁は低いのです。
そうです。邪魔しているのは、不安だけ
不安ではないですか?
新しい世界に踏み出すことが。
でも、大丈夫ですよ。
だって、さっき言ったように、あの3つの能力があれば乗り切れますから。
安心してください。

そんな能力ないと思ってしまうあなたに

おそらく、不安が強いんだと思います。
今の状態で転職すると辛い思いをするかもしれません。
一度立ち止まってOTの良さを考えてみることもいいかもしれません。
OTだろうと新しい仕事だろうと、辛い思いをすることは確実です。
OTが嫌だ、OTを一度休みたい、という気持ち、すごく分かります。
私もいつも抱いていましたから。
OTを辞めたいま、思うことの一つに、OTをやっていても辞めても、同じことで苦しむんだな、ということがあります。
人間関係でも、仕事量にしても。
結局自分が変わらないと何も変わりません。
新しい仕事につきたいと思う気持ちは素晴らしいし、とても応援したいと思います。
ただ、準備ができていない状況で無理して進むことはお勧めしません。
私がそうでしたから。
すごく後悔したことがありました。
でも、もう戻れない、とも思いました。
今は、その時期を乗り越えて、辞めて良かったと思えています。
OTから逃れられた、というよりも、新しい世界を見ることができた、という喜びが強いからです。
そんな能力ないよ、と思ってしまうあなた、急がないでください。
だって、あなたがどう感じようと、すでにあなたには能力が備わっているんですから。
あなたがどう思おうと、あなたには十分な能力があります。
一歩踏み出せないのは、まだ準備が整っていないからです。
準備が整うまで待ちましょう。
待てば必ず、いい道がひらけてきます。
その道は新しい職かもしれないし、OTかもしれないし。
どちらでもいいと思います。
悩み、考えることには大きな価値がありますから。
焦らず決めてくださいね。

結論

OTは辞めても大丈夫です。
OTになれるということは、国家試験を通れたということ。
一定以上の日本語読解能力があると言えます。
一般社会で必要な能力は言語と態度でのコミュニケーション能力です。
友達がいるくらいの対人コミュニケーションで対応可能です。
そのほかの能力は働きながら手に入れられます。
友達とのコミュニケーションも苦手な人は好きなことの延長で技術を身につけましょう。
プログラミング、デザイン、ライティング、お菓子作り、SNS運用などなど、今はたくさんの仕事に満ち溢れています。
時間がかかるかもしれませんが、苦手があるということは得意があるということです。
年単位の時間をかけてでも取得してみてはどうでしょう?
何よりも、今、自分の人生を考えている自分を信じて、焦らずあわてず色々決めてみてはどうですか?
皆さんがより良い道に進めることを祈って、今日はこの辺で。

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